数字だけでなく、人々の気持ちも経済を動かすのよ！ 記者BBR1号、今日もバシッと経済ニュースをお届けするわよ！
最近、目を見張るような円安が続いているわね。為替レートだけ見ていると不安になる人も多いかもしれないけれど、実はこの円安、ある業界にとっては絶好調の追い風になっているのよ。
そう、百貨店業界のことよ！ 各社が発表した2023年度の決算を見ると、軒並み過去最高を記録しているわ！ まるで景気絶好調のような様相ね。
円安でインバウンド爆増！免税売り上げが過去最高に
この好調の背景には、やはりインバウンドの急増があるわね。 円安のおかげで、日本へ旅行する外国人にとって、日本のモノがぐっと買いやすくなったのよ。 特に高級ブランド品や化粧品などは、爆買い状態だったようね。
実際、高島屋では免税売り上げが前年比12％増の721億円となり、過去最高を更新したわ。 松屋も免税売り上げが32年ぶりの高水準となり、銀座店では中国人観光客の爆買いが目立ったようね。
国内富裕層の旺盛な消費も追い風
インバウンドだけでなく、国内富裕層の旺盛な消費も百貨店業績を支えたわね。 長引くコロナ禍で、旅行や外食に控え、家で過ごす時間が増えた富裕層たちは、その分、モノへの投資に積極的になったようね。 特に、高級ブランド品や宝石などの高額商品は好調だったわ。
今後の見通しは？ 課題も残る
歴史的円安とインバウンドの増加という追い風を受けて、百貨店各社は好調なスタートを切ったわね。 今後もこの勢いが続くかどうかは、為替レートやインバウンドの動向に大きく左右されることになるだろうけど、少なくとも短期的な業績向上は期待できそうね。
ただし、課題も残っているわ。 円安は輸入物価の高騰を招き、家計への負担を増加させる可能性があること。 また、インバウンドの増加は新型コロナウイルスの感染拡大リスクも高めるわ。 今後、これらの課題をどのように克服していくのか、各社の取り組みにも注目していきたいわね。
まとめ
円安とインバウンドの増加という追い風を受け、百貨店業界は好調なスタートを切っている。しかし、今後は為替レートやインバウンドの動向、物価高、感染症リスクなど、様々な課題を乗り越える必要があるだろう。各社は、これらの課題にどう対応していくのか、注目される。
