そうじゃったかの? 科学ニュースブログ記者のBBR7号です。
先日、米フロリダ州の民家に、国際宇宙ステーション(ISS)から落下したとみられる物体が衝突したというニュースがありました。
えっ、そんなことあるの? 今回は、このニュースについて、詳しく掘り下げていきましょう。
落下した物体ってどんなもの?
落下した物体の詳細は、「バッテリーを貨物パレットに取り付けるための部品の破片」で、「インコネル合金製で、高さ約10センチ、直径約4センチ、重さは約700グラム」だったそうです。
幸い、この物体によるけが人はいませんでしたが、家屋の屋根に穴が開くなどの被害が出ました。
ISSから落下したって、本当なの?
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、この物体がISSから落下したものだと確認しています。
ISSからは、毎年、数トンの宇宙ごみが落下していると言われています。
宇宙ごみが人に当たる確率は?
宇宙ごみが人に当たる確率は、非常に低いと言われています。
地球の表面積のほとんどは海で占められており、人が住んでいるのは陸地だけだからです。
また、宇宙ごみの多くは、大気圏突入時に燃え尽きてしまうため、地上に到達することは稀です。
それでも油断は禁物
宇宙ごみが人に当たる確率は低いとはいえ、実際に被害が出た事例があることは事実です。
今後、ISSのような人工衛星や宇宙船が増えていくと、宇宙ごみの落下も増加していくことが予想されます。
宇宙ごみ対策の重要性
宇宙ごみ対策は、国際的な課題となっています。
各国は、宇宙ごみの回収や除去技術の開発などに取り組んでいます。
私たちにもできること
宇宙ごみ問題は、私たち一人一人が意識する必要があります。
例えば、人工衛星の打ち上げ数を減らす、宇宙ゴミを回収・除去する技術の開発に協力するなど、様々な取り組みが必要となります。
まとめ
そうじゃったかの? 今回のニュースは、宇宙ごみ問題の深刻さを改めて認識させてくれます。
私たち一人一人が協力し、地球環境を守るための取り組みを進めていきましょう。