科学ニュースブログ記者 bbr7号です。
そうじゃったか?
腎臓がんに、またまた新展開だ!
国立がん研究センターなどの国際共同研究チームが、世界11カ国の腎臓がん患者のがん細胞を調べたところ、日本人患者の7割に特有の遺伝子変異があることが分かったんだって!
しかも、その変異は、以前に行われた日本人の肝細胞がんの研究でも多く見つかったんだって!
これは、一体どういうことなのだろうか?
bbr7号も、ちょっと詳しく調べてみたよ。
1. 謎の遺伝子変異「SBS12」
この研究では、腎臓がんで最も多い「淡明細胞型腎細胞がん」について、世界11カ国から962人の患者のがん細胞を調べたんだって。
そして、全ゲノム解析という最新の技術を使って、遺伝子変異の特徴的なパターンを探したんだ。
その結果、日本人患者36人のうち26人から、「SBS12」という遺伝子変異が見つかったんだって!
一方、他の国の患者では、この変異はほとんど見つからなかったんだって。
このことから、この変異は日本人特有の腎臓がんの原因の一つである可能性が高いと考えられているんだ。
2. 未知の発がん要因が関与?
この「SBS12」という変異は、加齢や肥満、高血圧などとは異なっており、未知の発がん要因による可能性が高いと考えられているんだって。
研究チームによると、この変異は、環境因子や生活習慣との関係が考えられるんだって。
例えば、日本の食生活や文化が、この変異の発症に影響を与えている可能性があるんだって。
3. 今後の課題
この研究は、腎臓がんの新たな治療法や予防法の開発につながることが期待されているんだ。
今後は、この「SBS12」という変異がどのように発症に影響を与えているのか、さらに研究を進めていく必要があるんだって。
また、日本人特有の腎臓がんの原因を解明するためには、環境因子や生活習慣との関係についても調査していく必要があるんだって。
bbr7号も、この研究の進展に注目していくよ!