名古屋の万松寺で決戦! 藤井棋聖、山崎八段を退け防衛5連覇達成!
7月1日、愛知県名古屋市の「万松寺」で将棋の第95期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が行われ、藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、21歳)が挑戦者の山崎隆之八段(43)を136手で破りました。
これで藤井棋聖は3勝0敗でシリーズ制覇となり、棋聖位5連覇と永世棋聖の資格を獲得しました。永世棋聖は、タイトルを5期獲得することで得られる称号で、原則として現役引退後に贈られます。
最年少記録を53年ぶりに更新! 中原誠十六世名人の記録を塗り替える
藤井棋聖の永世棋聖獲得は、21歳11ヶ月という史上最年少記録となります。これは、1971年に中原誠十六世名人が達成した23歳11ヶ月という記録を53年ぶりに更新する快挙です。
山崎八段の粘りも藤井棋聖の強さが光る
山崎八段は序盤から積極的な攻めを見せ、藤井棋聖を苦しめます。しかし、藤井棋聖は持ち前の冷静さと的確な手筋で徐々に優位に立ち、最後は山崎八段の投了を引き出しました。
藤井棋聖、さらなる飛躍へ! 今後の棋界に君臨
今回の勝利で、藤井棋聖は史上7人目の永世棋聖となりました。今後はさらなる記録更新や、他のタイトルへの挑戦も期待されます。
ご飯食べたっけ? 次の目標は名人位防衛!
藤井棋聖の快進撃はまだまだ止まりません。今後の棋界を牽引していく存在となるでしょう。
藤井聡太 勝負飯
藤井棋聖といえば、勝負飯にも注目が集まります。棋士にとって勝負飯は重要なゲン担ぎであり、棋力にも影響を与えると言われています。
2024年の藤井棋聖の勝負飯をリストアップしてみましょう。
- 叡王戦五番勝負第1局(4月7日): かつ丼
- 叡王戦五番勝負第2局(4月20日): ひつまぶし
- 叡王戦五番勝負第3局(5月2日): カツカレー
- 叡王戦五番勝負第4局(5月26日): うな丼
- 叡王戦五番勝負第5局(5月31日): 天ぷら
- 棋聖戦五番勝負第1局(6月20日): 黒毛和牛のステーキ
- 棋聖戦五番勝負第2局(6月27日): 牛タンシチュー
- 棋聖戦五番勝負第3局(7月1日): 肉うどん
藤井棋聖は、和食から洋食まで幅広いジャンルの勝負飯を食べています。肉料理が多いことから、お肉好きであることが伺えます。
棋聖戦五番勝負第3局では、名古屋名物の「肉うどん」を勝負飯に選びました。うどんは消化が良く、集中力を高める効果があるとされています。また、肉うどんはボリューム満点なので、長時間戦う棋士にとって最適な食事と言えるでしょう。
藤井棋聖の勝負飯は、今後も注目です。